とても久しぶりのブログ更新になりました。
少し釈明?すると、子が生まれる前から春の職場復帰を計画していて
「一緒に過ごせる限られた時間をなるべく笑顔で過ごしたい、
そのためにまとまった自由時間は睡眠時間に当てたい」と考えていたため
他のことの優先順位を落とし気味にしていました。
春からは仕事も再開して赤ちゃんは保育園に預け始めるので、
自分の時間も少しずつ戻していこうと思います。
このブログも本格的に再開する予定です。書きたいことが沢山溜まっている。。
引き続きよろしくお願いします。
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両親が2年ぶりに帰国していました。
私の両親は共に外国人で、父が海外で仕事をしている関係で、もう10年以上離れて住んでいます。
コロナの影響で帰国できず、こんなに長い時間会えなかったのは初めてのこと。
帰国していた数週間の間、赤ちゃんを連れて実家で過ごしたり、ホテルで両親の古希のお祝いをしたりして
沢山の時間を一緒に過ごし、沢山会話をしました。
正直、私は両親のことをあまり理解できていなかったなと思います。
両親が元気で生きている間に彼らの人生のこと、今何を考えているかを聞くことができて本当によかったなと思います。
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私の父の話をします。
父は33歳で生まれ育った国から日本に渡り、大学院へ入学した後、日本での仕事を始めたそうです。
その時既に兄が生まれており、でも収入は微々たるもの。
言葉も話せず、家族を持ちながらも、自分がこれからどうなるのか
常に大きな不安とプレッシャーを抱きながら必死で未来を切り拓いてきた父。
その後は自分が想像していなかった大きな仕事の成功をおさめて、
70歳になった今でも達成したい目標や仕事に対する情熱の火が消えないと、少年のような眼差しで語っていました。
父はノブレスオブリージュを地で行くような人で、家族や身の回りの人、才能があって努力しているけど恵まれない人たちに沢山の施しを与えています。
そんな父が小さいころから繰り返し私に言うことがあります。
とにかく目の前のことを堅実に頑張ること。努力すること。
人との約束を必ず守ること。
そうしていれば、時間はかかるかもしれないけど、いつかチャンスが巡ってくる。
そのチャンスが巡ってきた時は、落ち着いて正しい選択をすること。
人生の大きな成功は必ずしもしなくて良いから、大切な人と幸せになってほしい。
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2月14日の今日で33歳になりました。
父が日本へ渡ってきて、人生を切り拓き始めた歳。
そう思うと、私も今から何でもできると思って、やりたいことやチャレンジしてみたいことが湧いてきます。
私は最近まで、将来の夢や目標がぼんやりとしかなかったけれど、父との会話の中で少しずつ明確になってきた気がします。
とにかくひとつ言えるのは、私も父のように努力を重ね、時間がかかっても良いから目標をひとつひとつ達成して
そしていつか力を持った暁には、社会に献身したい
本当にそう思います。
そしていつかその姿を息子にも見せてあげられたら、父の思いを繋いでいけるかもしれないな、と。
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家族との時間を大切に、周りの人を大切に
笑顔を絶やさず過ごしたいなと思います。
33歳になった私もどうぞよろしくお願いします。
黒蜜おもいで本舗