初めての出産をして思うこと

9/6に人生初の出産をしました。

2週間検診までは体力回復に努めると決めて育児の合間にひたすら休んでいたのですが

だいぶ元気になってきたので、忘れないうちに思ったことをごく簡単にまとめておこうと思います。

価値観の大きな変化

いきなり独白しますが、もともと私は子供に興味がありませんでした。

結婚してすぐ子供が欲しいなんて全然思えなかったし、やりたい仕事や行ってみたい場所、プライベートでやりたいことが沢山あったので

子供を持つと言うことを真剣に考えることを先延ばしにしていたというのが正直なとろころ。

結婚して4年ほど経って、仕事も頑張って念願の海外赴任もできたし、京都に住むこともできた。

年齢的にもそろそろかな、と思っていたところで、有難いことに妊娠がわかりました。

妊娠中つわりらしきものも一切なく、子供が生まれた後の人生と言うものが全く想像できず

「こんな私がお母さんになれるんだろうか」という不安をひっそりと抱えたまま、出産当日を迎えたのがつい先日です。

ただ、そんな私にとって、出産は私の価値観を大きく変える…

というか、隠れていた新たな価値観を目覚めさせる、超一大事件でした。

とにかく自分の子供が可愛くて可愛くて仕方ない

ずっと一緒にいたいし見ていたい。

お世話をしたり、ふたりで過ごす時間が楽しくて仕方ない。

産後の体力回復のため夜は預かってもらっていたけれど、やっぱり会いたくなって新生児室までこっそり見に行って助産師さんとエンカウントして2人で爆笑したり。

自分の中にこんなにも母性が眠っていたなんて全く気付かなかった。

自分がこんな気持ちになるなんて1ミリも想像できていなかったので、

未だかつてない自分の変化に戸惑いつつも

逆にこんな壮大な変化はこの先なかなか起きることがないのでは?と

人生の一大事を楽しむ努力もしたいな、と思っているところです。

本当に痛くない無痛分娩

最初で最後になるかもしれない出産。

とにかく出産そのものに対するストレスやトラウマを少しでも減らしておきたかった私は

「都内 無痛 痛くない ごはんが美味しい」で検索して出てきた病院の中から

最終的に出産するクリニックを選びました。(ごはんが美味しいも超重要)

結果、減らすどころかなんのストレスもなく出産を終えることができました。

とにかく本当に、一切痛くない

少しでも痛みがあればすぐに取り除いてもらえたので、本陣痛が来てからもいつも通り読書したり日記を書いたり。

いちばん痛かったことは何かな、と思い出してみるとおそらく麻酔前にやった点滴でしょうか。

それくらい、出産そのものに対する痛みの記憶がほぼありません。

そして産後の回復がとにかく早い

出産した直後も「あ~お腹すいた、ご飯食べたい!」と言う感じで、すぐにでも動けそうなくらい元気でした。

コロナの関係で産後3日で退院でしたが、2週間が経った辺りで普通に外を出歩いて、ご近所さんを少し驚かせてしまうほど。

それくらい凄く快適に出産ができて、その直後に始まった育児にスムーズに移行できました。

海外では一般的な無痛分娩、日本でも対応可能な病院が増えつつ費用の負担が軽くなることで

多くの人の選択肢が増えれば良いなと改めて思います。

出産と子育ては人それぞれ

今回出産にあたってすでに経験している友人たちに話を聞いてみて、更に実際に自分が体験して思ったのは

出産、ひいては子育ては本当に人それぞれで誰かと比べようがないということ。

その人の体質や性格、赤ちゃんの体質や性格、出産までの環境や選ぶ産院や出産方法など

枝分かれする要素があまりに多すぎる。

こうやってつらつら自分の感想を書きましたが、本当にあくまでも私の経験と感想なので

「ふーん、この人はこんな感じだったのね」くらいで軽く受け流してもらえると有難いです。


子育てって本当に分からないことだらけ、慣れないことだらけで

毎日ああでもない、こうでもないと新しいことを試しては赤ちゃんの様子をうかがって右往左往しつつ

夫の頑張りと子の可愛さに助けられて日々を乗り越えられています。

短い新生児期間を噛み締めつつ、今はできていない自分の好きなことややりたいことなども

少しずつ取り戻していけたらなと思っています。

今日のところはこの辺で。

旅とごはんと京都をこよなく愛する真面目な会社員です。 こちらのブログでは生活や旅にまつわることを発信していく予定です。 日本語、英語、中国語話者(フランス語勉強中) 現在産休中(2022年春から復職予定)

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