産休中にやってよかった13のこと

7月から二か月間産休をいただいた私ですが、

社会人になってから仕事をしなくて良い時間がこんなに沢山できたのは初めて。

しかもこのコロナ禍、出かけたり友達と会ったりすることも難しい。

せっかくなので、この二か月もある自由時間を何か今後の自分に残ることのために使いたいと思い

産休中にやることを決めて、やってよかったことをまとめました。

例えば出産を控えていなくても、休日のおうち時間を過ごす際に参考になることがあれば嬉しいです。

習慣の見直し

産休に入ってまず一番最初に取り組んだことが「習慣の見直し」です。

かねてから習慣化したいことはいくつもあったのですが、

忙しさにかまけて「また余裕があるときにやればいいや…」と放置してしまっていたわたし。

ただ、出産したらもっと余裕がなくなることは容易に想像がつくし、

そんな中でも自分の大切にしたいことはちゃんと保てるように、

今のうちに習慣化できるものは早いうちに自分の中に定着させてしまおうと思い、トライしてみたことをまとめます。

早起き

朝がいちばん元気に活動できる時間帯なので

起きてからの数時間のうちにやりたいことをまとめてやることで

安心感も生まれるし、1日がとても長く感じられます。

具体的にどうやって早起きを習慣化したのかというと、2冊の本を参考にしました。

早起きのコツや早起きしたら何をすべきかが詳細に説明されている人生を変えるモーニングメソッドと 習慣化をするためにはどうすれば良いかについて書かれている習慣超大全という本です。


特にこのモーニングメソッドの本、「読んで人生変わった!」というレビューを散見しますが

大袈裟じゃなく、この本を読んで早起きをすることで私の人生も割と好転しているのを実感しています(マルチじゃないよ)

早起きしたいけど苦手、どうしたらよいのかわからない…という方は
この本をとりあえず読んでみて、出来そうな部分から真似することをおすすめします。

運動

赤裸々に告白しますが、妊娠中に14キロも太ってしまいました。

有難いことにつわりらしきものが一切なく、何でも好きなものを食べられたので

気にせず好きなものを好きなだけ食べていたら、臨月を目前に先生に厳重注意を受けてしまいました。めちゃくちゃ恥ずかしい…

それをきっかけに食事と運動を見直してみることにしたのですが(食事については長くなるのでまた別途)

妊娠中にできる範囲の運動を続けたことで、妊娠後期にも関わらず体重を減らすことができました。

もちろん赤ちゃんは順調に育っています。

この一か月でなんとか体重を減らせました

具体的に何をしたかというと、食後のエアロバイク散歩を毎日やっていました。

食後のエアロバイク

1日3食のごはんを食べたら、休憩せずすぐにお皿を洗ってエアロバイクを15分漕ぐようにしていました。

Amazonや楽天で売っている普通のエアロバイクです。

正直この手のフィットネス用品は大きいから場所を取るし、ずっと続けらるか分からないしで

購入するのをすごーく迷ったのですが、結果購入して本当によかったです。

自転車を漕ぐだけという手軽さがありますし、スマホやタブレットで読書や動画を見ながらできるので

15〜30分はあっという間に過ぎていきます。

食後すぐに動くことで次の行動に切り替えられるので、

なんとなく携帯をいじってダラダラしていて気づいたら1時間経っていた…なんてこともありません。

散歩

食後のエアロバイクに加えて、夕方涼しくなった時間帯に30~40分ほど散歩もしていました。

感染対策で在宅勤務をしている夫と一緒に、一緒に今日1日あったことや雑談をする楽しい時間でもありました。

このスイスのブランド、onのスニーカーは産休前に仕事をしていた時から愛用していたもので、今も活躍しています。

まず何より見た目がかっこよくてどんな服装にも馴染みやすいのと、

当時出張が多い中とても歩きやすく、宿泊有りの出張の際はこれでそのままジョギングもできるのでとても重宝していました。

履き潰したら同じものが欲しいくらい気に入っています。

ジャーナリング

元々文字を書くという行為が好きだったこともあるのですが、書くことで思考が整理されますし、記録に残るので後から振り返るのも楽しいです。

私は朝の運動を終えた後、前日の振り返りをしつつ、今日やることのTODO整理をしていました。

ノートはモレスキンのソフトカバー
ペンは油性ボールペンと書いて消せるパイロットのフリクションボール ビズを使っています。

文房具はシンプルで飽きがこないものを選んで使っています。

こんな感じで写真を張り付けることも

日記には昨日あったできことや考えたことはもちろん、今日食べるものをあらかじめ書くようにしていました。

自分で決められたものだけをきんと食べることが、ダイエットにも良い影響を与えていたのかなと思います。

私はバレットジャーナルを自分で作っているのですが、作り方の詳細についてはまた別途まとめたいと思います。

個人的には日記を時間を決めるのが習慣化のコツだと思います。

読書

ずっと読書習慣をつけたいと思いつつ、続けられずにいました。

こちらも日記同様、本を読む時間を決めることで読書へのハードルが低くなり

空いている時間にSNSばかり見ていたのが、本を読むことが習慣になりました。

もうひとつ、1日1ページでも良いので読むようにすることでさらに読書のハードルを下げていたのかなと思います。

本はなるべく紙で買って読み終わった後売れるようにしていましたが、繰り返し読みたい本は電子書籍で購入。

為になったな、と思った本はiPadを使って読書記録を書いていました。

電子書籍だとスクショをノートに張り付けてメモできるので便利です。

読書記録をつけるのは面倒ですが、アウトプットすることで読んだ内容を忘れずに済みますし

自分の気になった部分だけ繰り返し確認できるので続けています。

私はNoteshelfというアプリを使っています。

最近読んで面白かった本
先生の本は寝室に置いて寝る前にゆっくり読んでいます。

今後は面白い本を見つけたらブログに書評もまとめてみたいなと思います。

勉強

急に真面目な話になりますが、私は若いうちには自分の投資に時間とお金を割くべきだと思っています。

人の記憶力は日々衰えていくということもあって(信じたくないですが。。)

自己投資の中でも勉強は、始めるなら1日でも早いに越したことはないということに30歳を過ぎた今やっと気づきました。

昔よく母に「知識は誰にも盗めないし、一生の財産になる」と口酸っぱく言われていたことが思い出されます。

勉強の中でも私は語学学習が趣味で、英語・中国語・フランス語の3か国語を習得したいという目標があるのですが

その3つ全部にしっかり時間を割くのは至難の業です。

そこで色々な語学学習の本を読んでたどり着いたのが、

日本語で短い日記を書く→外国語に翻訳する→ネイティブに添削してもらう→繰り返し唱えるというものでした。

Hello Talkという言語交換アプリを使って日記を投稿し、ネイティブの人たちに添削してもらいます。

日常で使う簡単な文章を英語にする

それをネイティブが添削してくれます

みなさん丁寧に添削してくれるので、その結果をノートに書いて

あとはそれが自然と口をついて出てくるようになるまで繰り返し練習します。

いろいろな国の人がこのアプリを使っているので、

英語・中国語・フランス語同時に勉強できるというわけです。

正直出会い目的の人もいたりするのですが、そういうメッセージは全部無視すればOK!

落ち着いてまた時間ができたら、オンラインでの授業も再開したいなと思っています。

掃除方法の見直し

産休に入ってからというもの、毎日家にいるのでいない時よりも床にゴミがたまりやすいことに気づきました。

掃除をもっと頻繁にやりたいと思いつつ、

これから子供が生まれたら掃除に割く時間は少なくしたほうが良いな。。ということで

今までの掃除方法を見直してみることにした

掃き掃除

都内の戸建て狭小住宅に住んでおり、床面積が狭いうえに階層も分かれているのでルンバは少し使いづらい環境です。

そこで毎日手軽に続けられる掃除として、ほうきとちりとりを使って掃き掃除をする、というシンプルなやり方に戻りました

ほうきは銀座のほうき屋さんで友達とお揃いで買ったもの(ほうきがお揃いって良くないですか)ちりとりは通販で買いました

寝る前にさっと掃いておけば次の日の朝を気持ちよく迎えられますし、

音も出ないので夜の掃除が近所迷惑にもなりません。

その分、週末の昼にまとめて掃除機をかけるようにしています。

ここまで書いておいてアレですが、掃除は夫が全てやってくれています。

私が考えたアイデアを「それいいね」と認めてくれて、毎日やってくれる夫には感謝するばかりです。

拭き掃除

掃除が大変になるし、ゴミがたまるという理由で家にはラグなどの敷物を置かないようにしています。

キッチンにももちろんマットを敷いていないのですが、今は毎日自炊するので汚れやすくて困っていました。

そこで、夜の掃除習慣に拭き掃除も導入することにしました。

使えなくなったタオルを手縫いして、ぞうきんを作りました。

本当はミシンを使った方が格段に楽なのですが、ミシンを出すのも大変なので手で縫ってしまいました。

縫い方がかなり荒いですが、掃除に使うだけなのでまぁ良いかと割り切っています。

収納の見直し

家の構造上3階に書斎があるのですが、お腹が大きいので移動しづらく、リビングで作業することが多くなりました。

ただリビングにいると人が集まるスペースが散らかりがちなので、よく使うアイテムの収納を見直してみることにしました。

食器棚

お茶は毎日飲むので、すぐに取り出せるようによく使う茶器やコップを収納してみました。

長野県の竹籠を使って取り出しやすく

食器類は京都のロクというよく行く民芸と生活雑貨のお店で買ったうつわが中心です。

アクセサリー

もともとアクセサリーはそんなに沢山持っているわけではないのですが、使いやすく見栄え良くしたかったので

スタンドとトレーどちらもフォグリネンワークで買ったものです。

よく使うアクセサリーについてはまた別途紹介できたらと思います。

文房具

家族でよく使う文房具を無印のプラスチックケースを使って収納しました。

タテ方向に収納すると立体的に場所を使えて無駄がなく便利です
こちらは朝のジャーナリングと勉強、読書に必要なアイテムをまとめたものです。

トレーの上にまとめて置いておいて

使わないときはこのように棚の中に収納しています。

毎日使うものなので出し入れしやすさはとても大事です。

玄関収納

こちらは大きさ違いのシェーカーボックスを使って、出かける際によく使うものを収納して玄関に置いています。
上段の小さいボックスにはこのように使い捨てマスクを入れて

下段には出かける際に持っていくお財布やポーチ、日よけの帽子などをまとめています。

よく使うものほど収納するアイテムや収納場所を決めておくと便利ですし

毎日使うので気に入ったものが使えると気分が良いですよね。

不用品リサイクル

子供が生まれたら物が増えるので、家をすっきりさせたくて、いらないものを思い切って整理してみることにしました。

捨てる基準や物を処分する方法はこの本を参考にしました。

物を捨てるとどんな良いことが起きるか、不用品処理の基準などがまとまっています。

いわゆる「全部捨ててすっからかんにしましょう」という断捨離本とは違うので軽い気持ちで読んでみることをおすすめします。

私は、この本に書いてあったことの中でも

  • 今使っていないものはいらない
  • 思い出のものは写真に残すかひとまとめにする

このあたりを基準にしている・いらないを決めていました。

今はいろいろなサービスがあるので、基本的にはリサイクルショップの出張買取を利用しました。

書籍

産休中読んだ本や、持っていたけど1度しか読んでいない本を集めたら100冊以上にもなりました。

書籍のリサイクルは六畳ブックというお店に来てもらって買取してもらいました。

洋服

ブランド品はメルカリで売ったほうが高く売れるけれど、

ファストファッション系はトレジャーファクトリーで買取してもらうのが早いし楽です。

自分で用意した段ボールに服をまとめて入れて、ヤマト運輸が家まで取りに来てくれます。

その段ボールを自分で用意しなくてはいけないのが若干面倒だったので、

そこが改善されればもっと良いのにな…と思います。


その他不用品もメルカリ等で売ったところ、総額20万円近くにもなったので

家にいらないものがある方はいちど整理してみると良いかもしれません。


長々とごく個人的なことを書いてしまいました…

今回の長期のお休み、最初は「2カ月もやることがなくて結構暇だなぁ」と思っていたりしたのですが

本を読んだり、そこに書いてあることを見よう見まねでやってみたりしていると

最初に想像していたよりも有意義な時間の過ごし方ができたので、満足しています。

見直したいことや習慣にしたいことは人それぞれ、内容もその人に合ったやり方もバラバラなので

この記事を読んて下さった方の日々の生活をより良い方に転がしていけるように、

私の記録が少しでも参考になれば良いなと思っています。

旅とごはんと京都をこよなく愛する真面目な会社員です。 こちらのブログでは生活や旅にまつわることを発信していく予定です。 日本語、英語、中国語話者(フランス語勉強中) 現在産休中(2022年春から復職予定)

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